【世界で3.8億口座の圧倒的シェア!】「Paypal (PYPL)」銘柄分析|ビジネスモデル、財務状況、アナリスト予測について解説します!(2021年第1四半期版)

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お知らせ

PayPalの最新分析記事はこちらです↓↓↓

はじめに

このページでは超有名企業かつ、今なお有望な成長企業としても取り上げられるPaypal(PYPL)の銘柄分析をしたいと思います。
銘柄分析を行うことで、その銘柄がなぜ注目されているのかを解き明かしたいと思います

ちなみに、これまでに私が行ってきた銘柄分析の記事は下のリンクのページに一覧としてまとめております。

企業分析結果一覧

それでは見ていきましょう!!

企業概要

ペイパル・ホールディングス(PayPal Holdings Inc)は消費者と商人に代わって、デジタルとモバイル決済を可能にする技術プラットフォームとデジタル決済会社である。
世界中の顧客をリンクする両面ネットワークを運用して、支払いトランザクションの処理を容易にし、マーチャントと消費者を接続できるようにする。

顧客が商品の購入と支払いの両方、および資金の送金と引き出しに自分のアカウントを使用することを許可する。

これにより、消費者は、銀行口座、PayPalアカウントの残高、PayPalクレジットアカウント、クレジットカードとデビットカード、またはその他のプリペイドカードなどの資金源を使用して、販売者と資金を交換できる。

また、PayPalウェブサイトとモバイルアプリケーションであるVenmoとXoomを通じて、消費者対個人(P2P)決済ソリューションを提供する。

引用:楽天証券

昨今PayPay等のキャッシュレス決済が取り沙汰されることが多いですが、電子決済の元祖がこのPaypalですね。
創業者はピーター・ティールとイーロン・​マスク。そう、今はTeslaのCEOでおなじみのイーロン・マスクが創業した企業です。

ではPaypalにはどのような強みがあるのでしょうか?

アクティブな口座が全世界で約3.8億口座

引用元: PayPal

こちらは2021年のPaypalの年次レポートから抜粋しております。

他社の口座数をカウントしたわけではありませんが、おそらく口座数では世界一なのではないかと思います。
グローバルで共有のアプリケーションを介して決済ができることは、海外との送金を行う上でPaypalが無くてはならない企業になっているのだと思います。
そして、最古参の電子決済システムでありながら、2019年から24%口座数が増えていることも、Paypalの強さを表していると思います。

他に公式サイトやWiki等、色々強みの情報を探してみたのですが、分かりやすいサイトがあまり無く、困っていたのですが、QoraというサイトにPaypalの強みに関する情報が色々とありましたので、その中で私がなるほどと感じた点をいくつかご紹介させていただきます。
ただし、一個人が感じる強みですので、客観的なデータに基づいていないことについてはご了承ください。

取引先との金銭トラブルを保証してくれる

PayPal での商取引での補償期限が180日と長く、商取引のトラブル時のPayPal からの払い戻しが非常に信頼性が高い事が最も重要なPayPal の強みであると言われていいます。
日本国内の商取引では、あまり実感はないですが、海外では取引先の会社が本当に存在するのか怪しい所も存在するようです。(私もAmazonで一度中国籍の架空の企業の出品する商品を誤って購入してしまい、お金を騙し取られたことがあります。)
海外取引ではそういったリスクに常に晒されるため、国際電子決済のプラットフォームとして実績のあるPaypalを選択する事業者および個人が多いのだと思います。

送金先にクレジットカード番号や銀行口座番号を開示する必要がない

Paypalを介して決済が行われるため、取引先に自分のクレジットカード番号や銀行口座の番号が明らかになることがありません。
日本ではAmazonや楽天などのネット通販サイトで決済を行う際にクレジットカードを入力しますよね。
このような信頼のおける企業にクレジットカード番号を伝えるのはほとんど心配はありませんが、海外のよく分からないサイトですと、警戒しますよね。
そんな時にPaypal決済であれば、こちらの情報が洩れることなく取引ができるため、安心できますよね。

個人単位での決済が容易

決済リンクを顧客に送り、顧客はそのリンクから決済手続きをすれば良いため、手続きが容易で使い勝手が良いことが強みとして挙げられております。また、その決済リンクをウェブサイト等に組み込むことも容易で、1顧客に1決済リンクを設定するのではなく、1つ決済リンクさえ用意してしまえば、誰でもそのリンクを経由して送金してもらえるため、決済方法としては手軽ですよね。

Paypalが使えるお店は全世界で2900万店

公式ホームページによると、Paypalは世界2900万のお店で決済可能とのことです。
ただし、日本ではPaypalはあまり普及しているイメージはありませんよね。
しかし、ANAやヤマダ電機など、上記ホームページのリンクを見ると意外と多くの有名企業でPaypalを導入していることが分かりました。

決算発表

それでは21年Q1の決算発表を見ていきましょう!
ちなみにPaypalの決算はこちらのページで確認することができます。

売上高

引用元: PayPal

上の図はPaypalの21年Q1の決算発表資料から抜粋した、第1四半期ごとの売上高(Revenue)の推移を表したグラフです。
これを見ると、20年Q1を底にして増加を続けていますが、コロナから経済が徐々に回復していることを考えると、商品やサービス売買増加に伴う、決済の増加の流れは当然と言えば当然ですね。
むしろ今期の売上高は20年Q4と比較して下落していることがむしろ懸念点として挙がります。
ですが、この点についてはあまり心配する必要はないかと考えております。理由は以下のEPSの推移をご覧ください。

EPS

引用元: PayPal

EPSとは一株当たりの利益を意味しており、上の図は四半期ごとのEPSの推移を表しています。
これを見ますと、21年Q1は20年Q4と比較しても、しっかりと伸びております。これはPaypalの収益性が増加していることを意味しております。
ただし、20年Q4と比較すると投資額が減らされているはずなので、それが将来の成長にマイナスの要因とならないかがリスクとなります。

フリーキャッシュフロー

引用元: PayPal

上記で挙げたリスクの裏付けとして、フリーキャッシュフローの動きを見ることをおススメいたします。
フリーキャッシュフローはざっくりと説明すると、営業活動に伴う儲けから投資活動に費やしたお金を差し引いたものです。
今期のPaypalの売上高は下がっているにも関わらず、フリーキャッシュフローが増えているということは、投資に回したお金が少ないことを意味しております。


以上、Paypalの決算のポイントについて触れさせていただきました。
より詳細にご覧になりたい方は、先ほどのリンク先からご確認ください。

アナリスト予測

続いて同社の将来的な収益性や株価の推移について、アナリストがどのような予測を立てているかを紹介いたします。
現在私が利用しているのは、WALLSTREETZENというサイトで、英語サイトしかありませんが、無料とは思えないほど、個別銘柄に対する詳細な分析データを見ることができます。
ちなみにこのサイトではゴールドマンサックス、JPモルガン、モルガンスタンレー、バンクオブアメリカ等、名だたる金融機関のアナリストの予測を元にした情報を提供しております。

もし英語のサイトに抵抗がないようでしたら、ご自身でこのサイトに訪問し、詳細なデータを確認することをおススメします。(案件でも何でもないので、私には1円も入りませんが 笑)
英語サイトに抵抗があるよという方のために、このページでポイントとなりそうな項目を抜粋してご紹介させていただきます。

売上高予測

引用元: WALLSTREETZEN

上の図はPaypalの売上高の推移を示したグラフです。実線はこれまでの実績、点線が将来予測となっております。
点線は3本ありますが、一番上が最も楽観的な予測をしたアナリストのもの、一番下が最も悲観的な予測値、間が全13人のアナリストの平均値となっております。
これを見ると、悲観的な予測も楽観的な予測もおおむね同程度の増加になっており、予測のバラツキが少ないことを意味しております。
また、今後単調に増加しているのは、Globalに展開している同社が、今後の経済成長の恩恵を受けることができることや、今後もユーザーが増加すると見ているからではないかと推察します。
いずれにせよ、Paypalの将来性は概ね成長が続くとの予測がされているようです。

EPS予測

引用元: WALLSTREETZEN

上の図はPayapalの将来のEPSの推移を予測したグラフです。平均値は12人のアナリストの予測値に基づいております。
これを見ると、22年の1月の予測では、一度EPSが落ち込んでいますね。
これは楽観的なアナリストの予測でも同じ動きを取っておりますので、ある程度確証度の高い予測の可能性があります。
理由については現時点では判明していませんが、分かり次第更新いたします。
ただし、その後についてはEPSは順調な増加を見せているので、大きな心配はないと考えられます。

予想株価

引用元: WALLSTREETZEN

上の図は2年後までの株価の予想推移を示したグラフです。
これを見ますと、楽観的な予測と悲観的な予測では、株価の予測に大きな乖離があることが分かります。
特に悲観的な予測の下落幅が2年後に-20%と、かなり大きいです。
売上高もEPSも悲観的に見ても今後増加する見込みであるにも関わらず、株価は大きくバラついていることは、同社に投資するうえでは、心配な点になりそうですね。
ちなみにアナリスト平均の予測株価は24人のアナリスト予測の平均値で、そこそこの人数の平均となっており、迷った場合は、一旦この平均の予測値を投資戦略に取り入れるのが無難かもしれません。

結局Paypalは買いなの?

引用元: WALLSTREETZEN

上の図は、24人のアナリストの判断から導き出した、同社の株を買うべきか否かをインジケーター形式で表した図です。
Strong Buy(強い買い)からStrong Sell(強い売り)まで全5段階の評価になっており、同社はそのうち最も買いを勧める評価であるStrong Buy(強い買い)となっております。
17人のアナリストがStrong Buy(強い買い)の評価、6人のアナリストがBuyy(買い)、1人のアナリストがHold(買うほどではないけど、保有している場合は保持)という評価です。
とはいえ、アナリストも人間ですので、必ずしも予測が当たるとは限りません。
最終的な売買は自己判断、自己責任で行いましょう!

気になるニュース

ここ1年くらいのPayPalの動向は下の記事にまとめておりますので、気になる方はそちらをご覧ください♪

まとめ

以上Paypalの銘柄分析でした。お読みいただきありがとうございます!


まとめますと、

  • 国際的な決済を行う際にPaypalは大きな信頼があり、今後もアクティブユーザーは増加する見込みである点はプラスであり、アナリストもPaypal株保有を強く進めている
  • 暗号資産による決算を導入したことにより、良くも悪くもビットコイン等の仮想通貨の値動きと株価が連動してしまう可能性がある点がリスク

といったところでしょうか。


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