“最重要FOMCの結果は如何に!?”経済指標で見る米国市場の動向~21年9月23日発表編~

米国株投資
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はじめに

このページでは経済指標の最新情報をチェックし、米国市場の経済トレンドを数値で確認できることを目的としたページです。
基本的には1日前の稼働日に発表された最新の経済指標の内容をチェックしていきたいと思います。

FOMC声明(重要度:★★★)

2021 年 9 月 21・22 日に開催された FOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが発表した経済見通しについては野村総研が早速レポートを発表しております。
詳細を確認したい方は、上記リンクから見ていただくとして、内容をざっくりとだけ説明すると、

  • 政策金利の誘導目標レンジを、0.00-0.25%に据え置いた。今回の決定自体にサプライズはない。
  • テーパリングに関しては、「すぐに正当化される可能性がある」との表現が声明文に加えられたことで、11 月の FOMC で公表される可能性が高まった。
  • 将来的な利上げについては、よりタカ派的な結果となった
  • 2022 年の FOMC 投票権はタカ派とハト派が二分化するため、意見調整が難しくなる見込み

この日、株価は上昇に転じていたことから、基本的には概ね市場が予想している内容もしくは、それよりも市場にとってプラスの内容だったと受け止められていると判断して良いでしょう。

FRB パウエル議長記者会見 FOMC声明(重要度:★★★)

FOMCの声明発表と同時にFRB パウエル議長の記者会見も行われますが、その内容も注目されていました。
朝日新聞の記事によると、

RBのパウエル議長は記者会見で、量的緩和について「FOMC参加者は、緩やかな縮小のプロセスを来年半ばぐらいに終えるのが適切だとみている」と説明。利上げの開始は量的緩和の縮小が終わってからになる、との方針も示した。

朝日新聞

という発表をしたことで、テーパリングの終了時期、利上げの開始時期が概ね予測できる発表となり、市場の安心材料となりました。

新規失業保険申請者数( 重要度:★★★ )

この指標は失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標で、労働省が毎週木曜日に発表しています。
速報性が高いことが大きなメリットで、予想より高い数値は米ドルにとって売り材料、逆に低い場合は買い材料として捉えられています。

ロイターの記事によると、

米労働省が23日発表した9月18日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は35万1000件と、前週から1万6000件増加した。増加は2週連続。

ロイター

また、Investing.comのデータを見ると、予測値は32万件だったため、予想よりも悪い数値となっています。
昨日はFOMCの発表や、恒大集団破綻リスクが遠のいたことによる株価上昇が見られましたが、9月に入り、増加に転じており、この傾向が続くと、市場は再度下落に転じる可能性があります。

Investing.com

製造業購買担当者指数 ( 重要度:★★)

この指数は製造業PMIとも呼ばれ、製造業の景気の良さを図るための指標として使われています。
この値も予想よりも、実際の発表された値が大きければ株価にとってプラス要因、逆の場合はマイナス要因という見方ができます。
9月23日に発表された製造業PMIは予想61.5に対し、結果60.5のため、株価にとってはマイナスの結果となりました。

Investing.com

また、上のグラフは同指数の推移を示していますが、9月に入り、減少傾向が続いているため、この傾向も今後心配なポイントです。

サービス業購買担当者景気指数 ( 重要度:★★)

この指数はサービス業版のPMIの値で、そのままサービス業PMIとも呼ばれます。
9月23日に発表されたサービス業PMIは予想55に対し、結果54.4のため、株価にとってはマイナスの結果となりました。

Investing.com

こちらの指数も9月に入ってから下落が続いており、今後の推移に注意が必要です。


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