「アプライド・マテリアルズ(AMAT)」銘柄分析|ビジネスモデル、財務状況、アナリスト予測について解説します!(2021年第1四半期版)

米国株投資

はじめに

こんにちは、副業米国株投資家のMoiです。
このページでは私が買付したアプライド マテリアルズ(AMAT)についての銘柄分析をしたいと思います。
銘柄分析を行うことで、その銘柄の株価がなぜ上昇しているのかを解き明かしたいと思います。

ちなみに私が保有している銘柄の運用状況はこちらで確認いただけます。

企業概要

アプライド・マテリアルズ(AMAT)は、米国企業で世界最大の半導体製造装置メーカーである。世界18ヵ国、100ヵ所以上に拠点を持つ多国籍企業である。半導体の製造プロセスではほぼ全てをカバーし、太陽電池の製造装置分野でもリーディングカンパニーである。2013年9月24日、東京エレクトロンと経営統合することを発表。統合後の持株会社はオランダで設立する。しかしこの経営統合について「アメリカ合衆国司法省の承認が得られない」として、2015年4月27日に経営統合の中止が発表された。2019年7月1日、低圧化学蒸着装置でトップ・シェアを持つ旧・日立系の同業KOKUSAI ELECTRIC買収を発表した。だが、中国の独禁法当局の承認を得られなかったことにより、2021年3月末に買収を断念している。

Wikipedia

半導体製造装置メーカーのリーディングカンパニーですね。バイデン大統領は半導体製造を国内に移そうとしているので、AMATとしては、その動きは大きなプラスですよね。
太陽電池の製造装置でもトップを走っていることは知りませんでした。今後カーボンニュートラル達成に向けて太陽光発電の規模は拡大していくので、これも大きなプラス要因ですね。
東京エレクトロンとの経営統合を行う予定だったことは知りませんでした。もし実現していたら、とてつもなく強い半導体製造装置メーカーが生まれてましたね。(笑)

財務分析

それではAMATの財務状況を見ていきましょう!

財務分析で見るべきポイントについてはこちらの記事にまとめておりますので、この記事を読んでいるうちによく分からなくなった場合は是非ご覧ください。
このページではmacrotrendsに掲載されている情報を参考にしております。財務分析の詳細なデータがまとめられており、かつ、グラフにより、視覚的に理解しやすいためおススメです♪
財務分析では財務3表と呼ばれる、「損益計算書」、「キャッシュフロー」、「貸借対照表」の3つを見ていきたいと思います。

損益計算書

損益計算書では売上高、営業利益率、EPSの推移を見ていきたいと思います。

売上高

引用元:macrotrends

上の図は、四半期毎の売上高の推移(上)と前年同期比の成長率(下)を示したグラフです。
これを見ると、半導体業界は景気の波を受けやすいため、多少の波はありますが、ここ数年は増加傾向が続いている印象です。

営業利益率

引用元:macrotrends

上の図は売上営業利益率(上)と売上純利益率(下)の推移を示したグラフです。
2013年頃に一度マイナスになってからは利益率が増加傾向が続いていることが分かります。
さらに、ここ3年くらいは利益率20%以上をキープできており、非常に効率的な経営ができていると言えます。

EPS

引用元:macrotrends

上の図は四半期別のEPSの推移(上)と前年同期比の成長率(下)を示したグラフです。
EPSについても継続的に成長が続いていると判断していいと思います。

以上、損益計算書の中でいくつかの数値を見てきましたが、基本的には非常に素晴らしい状況を継続できています♪

キャッシュフロー

続いて営業CF、投資CF、財務CFについてそれぞれ見ていきましょう。

営業CF

引用元:macrotrends

上の図は営業CFの推移を示したグラフです。
増減を繰り返していますが、これは各期初からのキャッシュフローの積み上げになっているためです。
グラフを見てみると、2018年度に大きくCFが増加した後、一定をキープしています。
2021年度のCFについては、第2期目のCFが前年同期比を大きく上回っていることから、今年度は大きな増加が見込めます。

投資CF

引用元:macrotrends

上の図は四半期毎の投資CFの推移を示したグラフです。
基本的にはマイナスのCFになっていることから、将来に向けて投資を継続していることが分かります。

財務CF

引用元:macrotrends

上の図は四半期毎の財務CFの推移を示しています。
これを見ると、基本的に借り入れや配当金支払いによって財務CFはマイナスを維持していることが分かります。
成長企業は財務CFがマイナスを維持することが普通ですので、この点については特に問題はありません。

貸借対照表

続いて貸借対照表では総資産の推移、負債比率、流動比率をチェックしていきたいと思います。

総資産

引用元:macrotrends

上の図は総資産の推移(上)と前年同期比の成長率(下)を示したグラフです。
これを見ると、年々順調に増加が続いていることが分かります。
ただし、借り入れが大きく増加し続けているという可能性もあるので、その点に注意してさらに細かく見ていきましょう。

負債比率

引用元:macrotrends

上の図は一番上が四半期毎の長期負債、真ん中が自己資本、一番下が負債比率を表しています。
負債比率は0.6以下であれば問題のない水準であると言えます。逆に0.9以上の場合は危険水準と評価されます。
負債比率を見てみると、2017年頃から0.6を上回る水準になっていましたが、2020年以降、順調に減少しており、0.6を継続して下回っています。
これは長期負債は一定を維持している一方、自己資産が順調に増加しており、これにより負債比率を下げることに成功しております。
投資目線ではこの傾向はプラスの要素です。

流動比率

引用元:macrotrends

上の図は一番上が四半期毎の流動資産、真ん中が流動負債、一番下が流動比率を表しています。

流動比率は流動資産÷流動負債で計算される値です。
この値が1.0を下回ると短期的な借入金の返済ができないことを意味しており、資金繰りに問題があると判断されます。
また一般的に流動比率が2.0を超えていれば、安全と言われています。
グラフを見てみると、流動比率は概ね2.0以上をキープしているため、直近の経営状況に問題はなさそうです。

株価と配当

引用元:macrotrends

上の図は、1番上が株価、真ん中が一株当たりの配当額、一番下が配当利回りを表したグラフです。
株価は上昇していることはもちろん、配当額も順調に増加していることが分かります。
ただし、配当利回りを見てみると、減少傾向になっていることが分かりますね。
この点については、問題点というよりは、今後もさらに配当金が上昇する可能性が高いことを示唆していると見れます。

競合他社比較

こちらの記事の情報を見ると、2020年のAMATの業界シェアはトップであると同時に成長率もトップクラスであることがわかります。

ASMLと僅差ではありますが、少なくとも今後も2位以上をキープすることは間違いなさそうです。

半導体装置メーカーランキング

銘柄関連ニュース

こちらの記事にAMATに関する分析を行ったニュースがありました。ざっくりまとめると以下のように書かれております。

  • 昨今の半導体不足や半導体製造向上を各国が国内に移そうとする動きはプラスの要因である
  • AI向け半導体等、新たな製造技術が必要な要求が高まっており、今後長期に渡って市場が拡大する見込みである

基本的には半導体業界の将来は今後も明るそうですよね。特に今後数年は大きく設備投資が進みそうです。

アナリスト評価

こちらのサイトのアナリスト評価を参考にしています。ざっくり書くと以下の通りです。

ポジティブ評価

  • アナリストが計算する適正株価より5%割安な水準
  • 今年の見込み利益の成長率が約9%
  • 過去1年間で利益が約50%成長

リスク分析

  • 負債比率が高い(約45%)
  • 過去3か月のインサイダーの売りが多い

負債比率は他人資本÷自己資本×100で計算され、金融機関などから借りたお金や債券など、いつか返済しなければならないお金、つまり借金を意味しています。一般には100%を下回っていれば良いと言われているようなので、高いと指摘はされていますが、むしろ低い水準だと思います。

インサイダーの売りが多いというのは、内部事情を知っている人が売っているので、銘柄の将来性には少し不安な要素となりますね。

株価チャート

ファンダメンタルデータ

まとめ

以上、AMATの銘柄分析の紹介でした。
AMATの株価が上昇している理由は、

・業界のリーディングカンパニーであり、高い成長率を維持している

・研究開発に多額の投資を行い、それが将来の収益に結びついている

・高い成長率と投資家への十分な配当金を両立している

といった所にあるという結論に至りました。


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